
ただいま、ペット食育協会(R)の10周年記念講演で、全国をまわらせていただいております。
ありがたいことに、
●須崎の話はおもしろいらしい
●須崎の話はわかりやすいらしい
●須崎の話は説明するときの参考になるらしい
●同じ内容の講座でも、毎回肉付けが違うから別の講座みたい!
●三時間があっという間に過ぎるらしいよ!
●だから、あのトークは学んでおいた方がいいらしいよ!
という前評判で、飼い主さんのみならず、ペット業界の方々にもご参加いただいております。
そうです!ここ最近、初めて私と接する方が多いのです!
セミナーで初めて会う方が増えて来た
で、前から拝見していて、リピーターの方と明らかに違うのが、
●冗談をいったときの反応
●メモを取るタイミング
なのです。
冗談をいったときの反応が違う!
初めて私のセミナーに参加した方は、私が冗談を言ったときに
「笑っていいのだろうか?失礼ではないだろうか?」と思われるそうです(笑)。
私はそんな堅物ではございません!難しい話を面白おかしく伝えて理解していただくのが須崎のセミナーです!ぜひ、笑いながら受講なさってください。そして、メモを取るタイミングが違います!
メモを取るタイミングが違う!
リピーターの方は、聴くに徹して、ときどきメモる感じです。しかし初めての方は、タイミングというか、ズーッと私の口述筆記をしてくださってます。感想文を拝読すると、
「目からウロコの情報ばかりで、ズッとメモしてました…」
「ネット上の不確かな情報に振り回されてきましたが、明確な方向性が定まり、今まで心配してきたのはなんだったんだ…という嬉しいと脱力感が入り交じっています。」
のだそうです。ムリもありません。
問題を解決するために、あえてみんなと違う視点に変えて取り組むのは、なかなか大変なものです。周りにもいろいろ言われますから、強いメンタリティも必要です。でも、望む結果が出たときには、喜びもひとしおです!
そんな試行錯誤を十年続けてきていますから、飼い主さんが当たり前だと思って来たことが間違い…なんていう結果の出る話がたくさん聴けるわけです。
ところで世の中には、こんな方が意外と多いのです…。
当たり前だと思っていた事が…
「書店に行って、探している内容の本が無いと『この夜に私が求めている内容に関する本や情報は無い!』と判断する方」はどこにでもいらっしゃいます。
いわゆる諦めの速い人ですよね。それはそれで構わないのですが、地方に行けば行くほど、そういう方の割合が増えてくるような気がします。
【自分が今まで知った物差しでしか世の中を見ない】という方ですね。
もちろん、そういう生き方を尊重はしますが、私は絶対にしません。なぜって………損するからです。
例えば、クッシング症候群の犬の飼い主さんが、こんなびっくりすることをおっしゃっていました。
クッシング症候群が原因???
===
あっ!うちの子が具合悪い原因はわかっているんです。うちの子の原因はクッシング症候群なのです!
ですから、原因はクッシングだってわかっているんです!
(だから、クッシングをどうしたらいいのかについて教えろ!)
===
と、こちらの話を遮ろうとした方です。
原因療法的には、
●なぜ副腎や脳下垂体に不具合が生じているのか?
●また、副腎や脳下垂体に影響を及ぼしている部分が、どこの影響を受けているのか?
を探す事が仕事で、「病名が原因」などという考え方は絶対にしません。病名は「形態変化や機能変化という結果に付けられた名前」に過ぎないからです。
その症状を消すことには役立っても、必ずしも再発を防げるとは限らないからです。
また、椎間板ヘルニアの子の飼い主さんもこんなことをおっしゃっていました…
ヘルニアは椎間板が神経を圧迫しているのが原因?
===
うちの子の原因はヘルニアなんです!ですから、原因はわかっているんです!
(だから、ヘルニアをどうしたらいいのかについて教えろ!)
===
勘の良いあなたでしたら、もうわかりましたよね?そうです!
原因療法的には、
●なぜ、クッション(椎間板)の中身が出てきて神経を圧迫する事態になっているのか?
●なぜ、椎間板の皮(線維輪)が破れたのか?
を調べることが大事であって、「神経を圧迫している」という現象面の報告を「なぜそうなるの?」と調べていくことを重視しているのです。
同様に…
栄養バランス、塩分、酵素…
「手作り食は栄養バランスが崩れるからしてはいけないとかかりつけの先生に言われました…」
「塩分は与えたら病気になるから食べさせてはダメだと言われました…」
「酵素は大切な栄養素だから、なんでも生で食べさせないといけないと言われました…」
などなど、私のセミナーでは聞かなくなった質問が続々出てきて、まだまだ間違った情報を判断基準のどまんなかに置いて、それが原因で悩んでいる飼い主さんが多いんだなと実感しました。
人は正しいことを信じるのではない!
「正しい情報を教えてください!」とよく言われますが、残念ながら人は正しい情報を信じるのではありません。
【信じたい情報】を信じるのです。
ですから、私は極力、
【心の準備ができていない方には余計なことは言わない主義】です。
準備ができていない方に、準備が必要な情報を提供したら、混乱したり、面倒なことになる可能性が高いので、
【沈黙は金】の立場を取らせていただいております。
ただ、私のセミナーにお越しになる方は、それなりの決意がおありと考えて、いろいろな情報を提供させていただいております。
そして、ご参加くださる方には、次の様な気持ちで情報提供させていただきます。
知らないから出来ないのは仕方ないが…
結論から申し上げると、【知らないと損をするから守ってあげたい】
というおこがましい気持ちで、参加してくださった方々をしなくていい損から救いたいと思ってやっています。
もちろん、それでも「我が道を突き進む方」はいらっしゃいます。
ただ、もう大人ですから、知った上での選択にとやかく申し上げるつもりはありません。
そして、そのあとで、やはり…というような結果になっても、それはその方が選択した結果なので、後悔はしないはずです。
人は、やったことと、やらなかったことの後悔を比較すると、やらなかったことの方を悔やむそうです。
ですから、知った上で不適切な選択をしても、それほど後悔は強くはありません。
しかし、知らなかったから出来なかった…という方は後悔が強くなるものです。
ですから、【「転ばぬ先の杖」として学んでおいてくださいね】と、申し上げているのです。
とんでもない思い違いをして損してませんか?
コレステロール含有量の多い食事をすると血中コレステロール値が上がる→ウソ!
夜眠れないときにホットミルクを飲むとカルシウムがリラックスに繋がる→ウソ!
手作り食を食べさせると必ず栄養バランスが崩れて病気になる→ウソ!
食事から酵素を摂取しないと、病気になる→ウソ!
食事中にちょっとでも塩分が入っていると病気になる→ウソ!
もし、こんな話を誰かに信じ込まされているとしたら、しなくていい心配をしていらっしゃるかもしれません。
●適切な知識は力です!
ぜひ、ペットアカデミーやペット食育協会を通じて、単に人を不安にさせるだけの情報ではなく、モノを売るための情報でもなく、欲しい結果に繋がる実践的な情報を学んでください。
もしあなたが何かに悩んでいるとしたら、それを数十秒で解決する視点があるかもしれません。
もしあなたが、色々学んできたはずなのに望む結果に繋がっていなかったら…未だ知る必要のあることが必ずあります。
結果を出してきた方々も次の様におっしゃっています。
同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと
それを狂気という。
by アインシュタイン
何をやってもうまくいかないときは
正しいと思っていることが間違っていることがある。
by 斎藤一人
望む結果が得られないなら
違うことをやれ、なんでもいいから!
by リチャード・バンドラー
知識は力です!ぜひ、多面的かつ適切な情報を学んでください。