

以前、僕の友人(男性経営者)が、通信販売をはじめたいという女性経営者と僕を顔合わせしたいと言ってきました。
そこで、待ち合わせ場所の新橋に行くと、友人から連絡が来て
「どうしても体調が悪くて行けそうにないから、当人同士連絡を取り合って顔合わせして欲しい」と、連絡が来ました。
そして、教えてもらったメールアドレスに「どんな感じですか?」と送信したところ…
【明るめのボブです!】と返信がやって来ました。
僕は、その返信を見たとき、
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相手は女性だと思っていたけど、陽気な男性外国人だったんだ!なんという勘違い!
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と瞬時に思いました。

Hi! My name is Bob!!"と陽気に語りかける笑顔の外国人が頭に浮かんだのです。
あとで、「ボブ」は髪型だと知ったのですが…。
この記事をご覧の女性は「はぁ〜っ? バッカじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし、予備知識が無いって、こういうことだと思うのです。
だって、僕はその時、なんの疑いもいだきませんでしたから…
生まれたばかりの動物が、最初に見たものを親だと思い込む「刷り込み現象」のように、最初に聞いたこと、知ったこと、の影響力って、大きいですよね。
ペット関連の情報は玉石混交です。(ペットジャンルに限った話ではありませんが)
最初に出逢った情報が、極端な条件でのみ成立する話のことだったり、誰かの単なる思い込みというケースは珍しくありません。
十分な予備知識があれば、「これは極端な話だな」「これは、ナイな…(笑)」
ということは想像がつくのですが、予備知識が少ないと、最初に知った情報の影響を強く受け、先入観でとんでもない誤解や勘違いをし続けることは珍しくありません。
その結果、しなくていい心配をし、抱えなくて済んだ不安を抱えたり…ということになりがちです。
大切なことは「条件が変われば結果は変わる」という原理原則であり、「一次情報」です。
ペットの健康や食事の情報は、誰かが言っているウワサより、学術論文雑誌に掲載された「一次情報」が重要です。
診療やセミナーで感じるのが、
「大前提が不適切だから、理路整然と間違い続けて、改善しようと努力しているのに、
報われない時間が続いている方」
が目立つな…ということです。
そんな方を一人でも減らしたいと思い、ペットアカデミーを続けてもう12年!
難しい学術論文情報をわかりやすく解説!
そんなスタンスでこれからも取り組んで参りますので、悩んで頭が混乱する前に、最初から適切な情報を学んでいただきたく、迷う時間と労力を最小限にするために、ぜひ、ペットアカデミーをご活用下さい。