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「食べてはいけない食材」は本当か?

 最初にあなた様に質問です。

「健康のために1ヶ月間、毎日、生卵を飲め!」と言われたとき、
4週間続けるとして、何個ぐらい飲めますか?

 

私は、1個が限度です。

 

まぁ、それはそれとして、よく「食べてはいけない食材・注意が必要な食材」というウワサがあります。ネット上ではそのウワサを鵜呑みにする方が少なくない様ですが、こういう情報は正確に調べ直した方がいいかもしれません。
確かに、リスクがある「可能性はゼロではない」のかもしれませんが、
「現実的にそんなことは起こりうるのか?」という視点も極めて重要です。


これは、ペットアカデミーの上級コースで取り上げたことがあるので、
そのエッセンスをご紹介いたします。

一般的に

「生卵には、
アビジンという糖タンパク質(酵素ではありません)が含まれています。

 ビオチン(ビタミンの一種)に対する親和性が非常に高い
(一度結合したらなかなか離れない)ため、

 腸内で複合体を形成し、
ビオチンの腸管からの吸収を阻害するので、

 動物実験では生卵白の大量投与で
ビオチン不足とすることができるそうだから、犬や猫も…」

と言われているようです。


そして、実際に実験でもその状態を引き起こすことが出来ます。

 

確かに、そういう性質はありますが、問題は

「日常口にするような程度の量で、
上記のようなことに容易になるのだろうか?」

ということです。

 

現実問題として、
もしそれが本当ならば、
ホテルの朝食に生卵なんて出てくるわけがないですよね。

ということは、
通常量なら有害ではないと推定できます。


もちろん、
「全く害のないもの」はこの世に存在しないわけですが、

どのくらいの量を
どのくらいの期間摂取したら、有害なのか?

を調べる必要があります。

 

そういう視点で、卵白のケースを考えますと、

健常な成人に
毎日
200gの
乾燥卵白を(水分を含んでいないことに注意)
食事に混ぜて食べさせたら、
3-4週間後に症状が出た
その後ビオチン注射をしたら
3-5日で症状が改善した
Science, 1942, 95 (2459), p. 176-177


生卵を
毎日6個(6個!!)
18ヶ月(1年半)
食べていた

62歳白人女性
※症状が出たのは開始数週間後から
The American Journal Of Clinical Nutrition
1968, 21 (2) pp. 173-182

人では、このぐらいの量を食べ続けると
ビオチン欠乏症になる「ことがある」ということです。

そして重要なことは、
仮になったとしても、
あとでビオチン注射をすれば、元に戻るということです。


取り返しのつくことなら、
なおのこと「ならない様に気をつけるものの、なったとしても大丈夫!」
なわけです。

 

このように、ペットの食情報も、
全否定するわけではございませんが、
現実と比較してどうしても無理を感じる点がございますし、
実際調べてみると、大げさな点も少なからずあるようですので、
一つ一つ精査し直す必要があるのかもしれません。

 

この様に、身の回りの「?(ハテナ)」を題材に、ペットの栄養学を学ぶことが出来るのがペットアカデミーです。

受講すると、
「あのダイエット食品が効果的とうたっているのはこういう理由から。
その時、体内ではこういうことが起こっていると推定できるから、
私は採用●●●!」
と、自信を持って判断出来る様な知識を学びます。


「何となくわかる」は不安を招く原因です。

ぜひ、ともにしっかり学びましょう!

 

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