
ときどき、こんな情報を信じて、
不安になっている飼い主さんが
いらっしゃいます。
もし、
どんな猫でもこんなことになるなら、
野良猫で食事を摂れない子はすぐに死んでしまって、大変ですよね?
正確には、
(デブ)猫が絶食3日で
(体脂肪がエネルギー源として使われるため、分解されて血中遊離脂肪酸が増え、その処理が肝臓で行われるから、脂肪肝になり、)肝臓がやられて死ぬ(子もいます。全部ではありませんが…)。
が正しいのです。
こんなことは、獣医師をはじめとして、栄養学を学んだ方ならば知っていることですが、間に人が複数入ると、伝言ゲームの要領で、間違った情報を信じてしまっていたりします。
そして、その方がブログに書いたら、瞬く間に間違いが広がる…。
どのジャンルでもそうですが、適切な情報を入手したければ、一次情報に接するのが重要です。一次情報とは、情報発信者が記した文献で、残念ながら市販の書籍ではなく、学術論文が主体となります。
ですから、ペットの食事や病気のジャンルで、適切な情報を入手したければ、セミナーに通うのはもちろん結構なのですが、ご自身で学術論文を読むのが最もベストです。
しかし、なかなか自分で読むのは、
●英語の壁
●そのジャンルの常識を知らない壁
●専門用語の壁
●研究の背景を知らないことによる壁
等が存在し、英語が読めても、論文は理解出来ないという方は少なくありません。
そんな方々のために、ペットアカデミーでは、代表講師の須崎が、毎月沢山の論文を読んで確認していることを中心に、栄養学的な講義をさせていただいております。
噂や間違った情報も含めて入手し、自分で検証したいという実力派の方は、是非、そうしていただければ良いのですが、「時間がもったいないので、一次情報(論文)に限りなく近い情報で勉強したい方」は、ぜひ、ペットアカデミーでしっかりと学んでください。