
【コラム本文】
2013年9月13日頃から、ついに「秋の急な発病シーズン?」に突入した模様です。
●旅行に行った帰りに急に具合悪くなる
●普通に生活しているのに急に…
というケースが多く、
特に、
●今まで元気だったのに突然…
●順調に回復してきたのに突然…
という様に、
●急に
●重症
になるケースが目立ちます。
特に、今まで症状が落ち着いていたのに、急に具合が悪くなるというケースが多く感じます(うちだけかもしれませんが)。
症状には、
・立てなくなる
・食欲が全く無い・飲まない
・痒みがひどくなる
・口臭が酷くなる
・短期間で激痩せ
・熱が出て下がらない
・シコリが大きくなった
・身体のどこかが腫れる
というものがございました。
また、9月21日に
最近「脳梗塞」と診断された犬や猫の診療が増えてきました。本当に「脳梗塞」かどうかは別として、急に麻痺症状が出て、飼い主さんもビックリされる様です。
https://twitter.com/susakiyasuhiko/status/381265083038715904
とツイートしたところ、
トリミングサロンをやっています。このところ連続して「脳梗塞でしたが4日間注射して治って医者がオッケーだしたのでトリミングして」って多すぎるのです。お預かりにあたって注意する点などありますか?正直不安だし、他に隠れた原因があるのではと考えています。
https://twitter.com/hzhzjewel/status/383935854466445312
こんな情報をいただきました。
当院だけの話では無さそうです。
ひょっとしたら、毎年の「秋の体調不良のシーズン」が始まったのかもしれません。
もちろん、うちに来る子だけかもしれませんが、過信して様子を見たりせずに、すかさず「かかりつけの先生」の所で対応してもらってください。
本質的には
「根本原因を探る→根本原因を排除→白血球が攻撃する必要が無くなる→症状が出る理由も無くなる→落ち着く」
が理想ですが、
なにせ急な変化なので、この際、原因は残ったままでも一旦症状を落ち着かせるという方法もありだと思います。
PM2.5分布予測は以下の通りのようですし
http://guide.tenki.jp/guide/particulate_matter/
大気汚染粒子予測も以下の通りですので
http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/forecastj_movie_casu.html
●化学物質対策
●病原性微生物対策
をしっかりとし、それでもなってしまったら仕方ないので、ガッカリせずに、かかりつけの先生の所で立て直していただいてください。
とにかく、反応・変化が激しいことがあるので、
よく観察しておいてくださいね。
この時期は、
特に自然療法などを勉強した飼い主さんほど粘りがちですが、
今はその時では無いかもしれません。
僕も、限界までがんばりますので、
飼い主さんも判断のタイミングを間違わないようにしてくださいね。
それと、不必要に不安になる必要はありません。
今が大丈夫なら、安心して見守って置いてください。
ただし、
●現在具合悪い子
●急に変化した子
は、注意深く観察し、
適切な対処をしてくださいね。