
ペットアカデミーでは、
●口臭が気になる
●食後のお皿がヌルヌルする
●そのヌルヌルが洗ってもなかなか取れない…
という方のご相談をいただきます。
■口臭が気になる
これは、口内で繁殖している細菌の種類で臭いが変わります。
ですから、須崎動物病院のアドバイスで口内ケアをはじめた方で、
●除菌→乳酸菌
の順番に従って口内ケアを行い、口内細菌バランスが変わると口臭が変わるのです。
逆に、口臭が変わらないということは、口内細菌バランスが変わっていないということで、
●口内除菌がうまくいっていない
●口内乳酸菌量が少ない
などの理由が考えられます。
この背景には
除菌がうまくできていない
(やり方を変える必要あり)
乳酸菌が口内にうまく定着できていない
可能性が考えられます。
ときどき、
須 崎「どうやって口内ケアをしているのですか?」
飼い主「食事に混ぜて食べさせているのですが…」
須 崎「……… 飼い主さんはご自身が歯磨きするとき、例えば夕飯のご飯とかに歯磨き粉入れて食べたりしていらっしゃるんですか?」
飼い主「……… ですよねぇ。言われるまで気がつきませんでした…。」
なんてことがよくあります。
どこか見落としがないか、確認してください。
■食後のお皿がヌルヌルする
■→洗ってもなかなか取れない…
実はこれも、口内細菌の種類が変わると、
ヌルヌル→サラサラ
洗っても取れない→サラッと落ちる
と変わります。
ですから、
●口臭が変わる
●お皿がヌルヌルしなくなる
ことが、口内細菌が変わると、現れる変化です。
逆に、変化していないということは、まだ、口内ケアのやり方に改善の余地があるということかもしれません。
ただし、歯根部でトラブルが起こっている場合は、表面からのケアでは届かないこともあります。
その場合は、かかりつけの動物病院で、外科的な処置が必要かもしれないことは覚えておいてください。
口臭が気にならないならば、その状態を維持するためにも、ぜひ、口内ケアをしっかりお願いいたします。
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