
診療をしていると、他院の検査結果を出して、
「検査結果がこうだといわれたのですが、意味がよくわからないのです…」
とおっしゃる方が大変多いです。
誤解無い様に説明させていただきますと、かかりつけの先生は、わかりやすくご説明下さっているはずなのです。しかしやはり、予備知識が無いと、わかりにくいところもあるわけです。
特に、カタカナが多くなると、「頭が真っ白になる」方も珍しくありません。
そして、日常の慌ただしい診療で、全ての獣医師が、全ての飼い主さんにじっくりと説明できるかというと、それも難しい場合があると思います(正直な所)。
かといって、何度も聞き返すのは気が引けるので遠慮する…
そこで、帰宅してからネットで検索してみるのですが、説明されている用語がまたわからない…。まるで、英語が苦手な方が英英辞典で意味を調べている様な状態になります。
そうすると、「やーめたっ!」と、理解することを放棄し、「今度、診療があるから、須崎に聞けばいいや!」ということになるのだと思います。
頼っていただけるのはありがたいですし、当院では、一件あたり1〜3時間のじっくり診療を行っておりますので、診療中に聞かれれば、何でも解説はさせていただきます。やはり、「わかりやすく、誤解を招かない説明」は大事ですよね。
そこで、1999年からこれまで、飼い主さんからよく聞かれる検査について、その意味などを解説させていただいた教材を作成いたしました。
ぜひ、皆さんお手元に用意され、いざという時に検査の意義や意味について理解を深められる様にしておいてくださいね。
このDVDで、あなたの悩みが軽〜くなることを願っております!