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2015年10月
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なぜ薬膳は効果がないと言われるのか?

身体には素晴らしい調整能力がある

これは、大切なことなので、正確に理解していただきたいのですが、人も犬も猫も、その他のペットには、素晴らしい「環境に対する適応能力」があります。

つまり、環境の変化に合わせて自分の身体を調整し、体内環境を一定に保つという素晴らしい能力があるのです。

野菜を多く食べれば、体内環境を一定に保つために、アルカリ性ぎみのオシッコを出して調節し、肉や魚を多く食べれば、体内環境を一定に保つために、酸性ぎみのオシッコを出して調節するという風にです。

よく、オシッコのpHを一定に保つ努力を推奨する意見がありますが、上記の理由から食べた者で変化することと、尿路で何かが起こっていて尿のpHが通常と異なることを分けて考える必要があることを忘れてはいけません。

体内環境を一定に保つために、尿のpHは変わるのであり、それを一定にしなければならないという意見は、身体に備わっている正常な調整能力の存在を忘れていらっしゃるのかもしれません。

なぜ、調整能力が必要なのか?

生命は体内の酵素反応で維持されています。

酵素は、身体の必要に応じて作られるので、口から補充する必要はありません。

なぜなら、口から酵素を補充しても、胃酸や膵液で分解され、アミノ酸になって吸収されるだけだからです。

その様な生理学的事実から、食事として摂取するものは生であろうが、加熱してあろうが、そこに大きな違いはありません。

その上で、体内の酵素は、体温や体液のpHの影響を受け、最適に働ける条件があります。

環境の変化につられて、体温が大きく変化したり、体液のpHが大きく変化したりすると、酵素が働いたり、働けなかったりするため、代謝が安定せず、その結果として健康な状態を維持できなくなります。

そんなことにならないために、体内環境を一定に保つ「調整能力」が必要なのです。

そして、あなたも、わたしも、あなたのペットも、この調整能力があるお陰で、かき氷を食べた後に体温が氷点下になったりしませんし、鍋を食べた後に体温が80℃になったりもしないわけです。

ですから、何かを多く食べたり、身体の処理能力の範囲内で何かを食べることは、健康を即、害することにはなかなかならないのです。


これは、「ガソリンで動く様に設計されたロボットに灯油を入れたら壊れてしまう」のとは大きく異なる重要なポイントです。生物の身体は、融通が利くのです。

季節の変化に身体は適応する

重要なのでもう一度繰り返しますが、身体には調整能力があり、外部環境の変化があっても、体内環境を一定に保てる様になっています(もちろん、限度も例外もあります)。

ですから、春→夏→秋→冬と、季節が変化するにつれて、身体は新しい季節に適応するべく「変化」します。

身体が適切に最適化するため、必要な反応が起こり、それがときに「症状」として出ることがあります。

この反応を「健康を維持するための、不快だが必要な反応」と解釈するか、「必要も何も、症状は全て悪いものであり、緩和すべきもの!」と解釈するかは、その人の理解度や判断力に寄ります。

もちろん、「症状が強すぎて死ぬ」こともあるので、あらゆる症状を止めてはいけないと解釈・判断することは、短絡的です。

しかし、「どの症状も可哀想だから消すべき」という判断も、身体にとって必要な処理を行う機会をこれまた適切な判断とは言い難いでしょう。

その判断は、経験豊富なプロにゆだねるとして、ここで理解していただきたいのは、身体は正常になろうと調整するということです。

その反応を手助けするのが食材に含まれる栄養素や「気」なのです。

そして、それをうまく活用して、口に美味しく、身体を優しくサポートしてくれるのが薬膳の知識なのです。

大病を患う前の「転ばぬ先の杖」

薬膳というと、「うちの子は病気ではありません」と言う方がいらっしゃいますが、薬膳は基本的には「病気にならない様にするための食事」であり、「病気になってから食べるもの」ではありません(もちろん、病気になってから食べるレシピもありますが、個々のケースに合わせたプロの見立てが必要となります)。

何かが起こってから対処しようとか、栄養素を補おうとするから、間に合わなかったとか、元に戻るのに時間がかかるということになって、「なんだ、使えねぇなぁ〜っ!」という印象になる様ですが、そういう印象になった方は、薬膳を採用するタイミングを間違っただけです。

食事は毎食、正確な配合比率でなくて良い

銀行にお金を貯めておく様に、身体には、栄養素を蓄積している場所があります。

ですから、今夜の食事にお肉やお魚を買い忘れたとしても、別にどうということはありません(もちろん、大病を患っている場合は話が別です)。

身体は絶食が続いて飢餓状態になったらなったで、それでも生活できる様に調整するメカニズムがありますし、満腹なら満腹用のメカニズムもあります。

例えば今日、動物性食材を食べられなかったとしても、別に明日以降に摂取すればそれでいい様になっています。

もし、それで具合悪くなるのなら、それは食事に根本的な問題があるのでは無く、調整能力が働いていない、身体の方に根本的な問題があるのです。

手作り食をすると犬猫は病気になって死ぬ?

ときどき、「犬や猫は人と栄養要求量が違うので、人と同じ食事をしていると病気になる」とか、「手作り食をしていると栄養バランスが崩れて病気になって死ぬ」などという主張を耳にしたり、目にしたりすることがありますが、通常の医学・獣医学教育を受けた専門家でしたら、消化器の生理学や、生化学を学ぶので、そんな発言にはならないはずです。

逆に、ちょっと栄養学っぽいものを学んだ方ですと、そんな誤解をすることがあるかもしれませんが、それは「適切に学習する」ことで解消されることですから、大丈夫です。


とにかく、知れば知るほど、「身体の調整能力ってすごいなぁ〜。」と実感します。

何も起こらないための薬膳!

人間では、老齢期にどれだけ歯が残っているかは、「むし歯になってから歯医者へ行った」のか「むし歯にならないために歯医者へ行った」のか、の違いだということが解っているそうです。

「予防は治療に勝る」「良いうちから養生」「用心は前にあり」という言葉がある通り、何も起こらない様に、元気なうちから元気な状態を維持する考え方が大事であり、「何かが起こってから養生しよう」という考え方はオススメできません。

何も起こらない様に、手作り食や薬膳の知識を「転ばぬ先の杖」として、ご活用下さい。


追伸:そのためにも、あなたが適切な情報を学び、適切な理解になることが、ペットを元気で長生きさせる秘訣です。

そんな「転ばぬ先の適切な杖」を用意したいあなたに、以下の教材がお役に立てれば幸いです。

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