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2016年1月
BACK NUMBER

「酵素は七番目の栄養素で、48度以上の熱が加わる事で全て破壊されてしまう為ドライフードやウェットフード・手作り食を食べている犬・猫は酵素が慢性的に不足しており、病気になりやすいし、早死にする!」ってホント?

魚を与えるより、魚の釣り方を教えよ

という格言の通り、知識を追い求めるより、考え方を習得することの方がより重要です。

学びに関する名言・格言にこんな言葉がございます。

===
教育をおこなう際に犯しがちな最大の誤りは、若者たちに自分で考える習慣を付けさせないことである。
レッシング(ドイツ)
---
考える術を教えるべきで、考えたことを教えるべきではない。 グルリット(ドイツ)
---
ある真実を教えることよりも、いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを、教えることが問題なのだ。
ルソー(フランス)
===

簡単に得られるものにはそれなりの価値しかない?

子供の時に身につけた「学ぶ姿勢」は、大人になってからの行動に影響を与えます。

子供の頃に自分の頭で考えるクセを付けられた人は、大人になってからも自分で考えますが、答えを覚えること「だけ」に専念するように育てられた子供は、大人になってからも「正解」を探しがちで、ちまたの情報を
鵜呑みにしがち
最初にであった情報の影響が大きくなりがち
多い意見を「正しい」と考えがち
最初に信じたことを裏付ける情報を集めがち
最初に信じたこと以外のことは避けがち
という傾向があるようです。

コレステロールが身体に悪いはウソだった!

しかし、最近のケースでいえば、「コレステロールが身体に悪いはウソだった!」なんてことが一般的になったように、かつて、「悪」と言われてたものも、「必須」になることがあります。

もっとも、専門家の間では、ずいぶん前からこの「コレステロールが身体に悪いはウソだった!」は知られておりましたが、最近になってようやく、一般の方も知ることとなりました。

ご存じの通り、「低コレステロール食品」がスーパーで販売されているくらいですから、一般の方が「コレステロールは身体に悪い!」と解釈しても不思議ではありません。

そうです、世間で一般的に「正しい」と信じられていることでさえ、しばらくすると「訂正します!」ということになることがあります。


酵素に関する話はまさにその典型です。

意見が目立つから正しいとは限らない

多くの方は、ネット上に散らばっている情報が主な情報源だと思います。ですから、ネット上に多い情報を「真実なのかな?」と感じてしまうのは当然です。

しかし、大学で「生化学」や「消化器生理学」を学んだ経験があると、「んっ?」と疑問を持ってしまうような情報が「断定的表現」で「自信満々に」語られているため、一般の飼い主さんが「それが正しいんだ!」と「誤解」してしまうのも、無理は無いなと思う次第です。

しかし、ご縁のあった方が「正確ではない情報」をブログ等で「正しいかのように記事にしてしまう」ことは、あまり好ましいことではないと思いますし、診療にお越しになる方々が「すごく勉強してきた」のに、「現時点で健康を取り戻すのに必要な情報が今まで学んできたことの中に一つもない」というケースが結構あるので、最近の診療でよく聞かれる話についてコメントさせていただきます。

酵素は7番目の栄養素?

これは間違いです。

理由を説明します。

栄養素とは?

南山堂の医学大辞典によりますと
「栄養素:食物中に含有されている有機および無機化合物であり、エネルギーを供給し、生物の発生、発育、生命・健康の維持などに必要な要素をいう。栄養素は一般的に炭水化物、脂肪、タンパク質、ビタミン、ミネラル、その他の代謝されうる有機化合物(有機酸、アルコールなど)の様に分類される」
とあります。

酵素とは?

同様に南山堂の医学大辞典によりますと
「酵素:生体内における化学反応を触媒するタンパク質で、生体細胞内で合成される。一般に熱に不安定であり、60℃以上では変性、失活する。物質代謝など生体内の他種、多様の反応は、個々の反応にそれぞれ固有の酵素によって触媒される。従って反応が起こりうるかどうかは、その反応を触媒する酵素を生物が合成しうるかどうかに依存しており、酵素の種類と性質が生物種の特性を決めると考えられる。」
とあります。

酵素は
タンパク質であり
一般的に熱に不安定で、60℃以上では変性、失活しますが、
生体細胞内で合成されるから、食事として摂取しないといけない物質ではありません。


以上のことから、
酵素は7番目の栄養素などではなく、タンパク質ですから、肉や魚と一緒で、消化管内で
胃酸によって失活し(形状が変わる)
小腸で消化酵素によって分解され(バラバラにされ)
アミノ酸として吸収される

というプロセスを経て血管内に侵入します。

ですから、酵素は特殊な栄養素ではありません。

食べ物に含まれる酵素を摂取しないと病気になる?

ときどき、「生の食材にはその食材を『消化する酵素』が入っていて、食後の消化管内で行われる消化吸収時にその『消化酵素』がサポートしてくれる」

というお話をされる方がいらっしゃいますが、先ほども申し上げた通り、
胃酸でほとんどのタンパク質が失活する
という事実があります。

仮に胃酸の攻撃を逃れられたとしても…

仮にここで胃酸の攻撃を逃れられたとしても、十二指腸から始まる「タンパク質分解酵素」の攻撃を逃れるのは難しいのです。


消化に必要な時間は大体6-12時間程度

消化に必要な時間は個体差があるのですが、まぁ、半日程度としましょう。

もし、肉に含まれる酵素が消化の手助けになるなら、
車でひかれた動物が数時間でドロドロに溶けて無くなるか?(肉に含まれる酵素で分解される?)
ヘビが大きな獲物を丸呑みしたときに、消化し終わるまで、なぜ一週間もかかるのか?(肉に含まれる酵素が消化の役に立つなら、数時間で消化できるのではないだろうか?)

などを考えたら、「肉に含まれる酵素の影響力はゼロでは無いかもしれないけれど、身体が作り出す消化酵素の影響力を上回ったり、温存させるなんていうことは無いな…」とお気づきいただけると思います。

ドライフードで寿命が縮むのか?

ドライフードにはいわゆる「酵素」はほとんど含まれていないでしょう。

そうしたら、「口から酵素を摂取しないと短命に終わる」という話が本当ならば、ドライフードを食べると寿命が縮むはずです。

しかし、ドライフードがあったから寿命が延びたという側面もあるのではないでしょうか?

このことから「酵素が無いと健康を維持できない」という考え方は正しいというわけではなさそうです。

身体には素晴らしい調整能力がある!

この様に、生を食べてはいけないとか、フードを食べてはいけないとか、加熱食を食べてはいけないと、「アレはダメ!コレでなければダメっ!」という極端かつストイックな話ではどうやらなさそうです。


身体には、素晴らしい調整能力があります。


魚に例えるなら、刺身も美味しいし、煮付けも美味しいし、燻製イカも美味しいです。

「いろいろ食べて、健康を維持する」というスタンスが現実的かつリラックスできる着地点だと思うのですが、いかがでしょうか?

専門家が学ぶ内容をわかりやすく伝えたい!

もし、あなたがペットの食事で悩みがあるとしたら、ホッとできる様な情報をまだご存じないからかもしれません。ペットアカデミーでは、専門家が読む学術論文をベースに、須崎が絶妙なたとえ話で分かり易く解説しております。DVD教材だから繰り返し視ることが出来ますので、あなたのペースで学習することが出来ます。

「酵素は健康に必須!」という主張は、決して正しい話ではございませんので、傷が深くなる前に、こちらの教材でしっかりと学んでおいてください。なんとなくではなく…。

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あなたが、酵素の悩み(する必要の無い悩み)から解放されることを心より願っております。

 

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