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2016年2月
BACK NUMBER

尿路結石症(ストラバイト)の原因は細菌だと聞きましたが、何の菌が原因なのですか?

獣医師「尿路結石症になったら、一生療法食を食べ続けて下さい」
飼い主「でも、うちの子は嫌がって食べてくれないのですが…」

獣医師「手作り食なんて言語道断です!」
飼い主「でも…」

というやり取りをかかりつけの先生とした後で、当院にお越しになる方が多いものです。

細菌感染が原因「のこともある」

尿路結石症の原因にはいろいろありますが、細菌感染という視点から眺めると、大きく二つあります。

感染性(病原性微生物の感染が原因)
非感染性(病原性微生物以外が原因)
の二つです。

ですから、100%細菌というわけでは無いのですが、「細菌が原因のこともある」のです。

原因は一つでは無いが、原因の一つは黄色ブドウ球菌

そして、ストラバイト結晶の原因となる細菌の一つに黄色ブドウ球菌があります。

ここで大事なことは、ストラバイト結晶の原因菌はいろいろあるけれど、その中の一つに黄色ブドウ球菌があるということです。

ストラバイト結晶の原因は黄色ブドウ球菌だけでは無いということです。

こういう情報を掲載すると、読者に変な先入観が出来てしまい、「ストラバイト結晶の原因は黄色ブドウ球菌の感染だとネットに書いてありましたが、うちの子もそうなのでしょうか?」と、獣医さんを困らせる飼い主さんが出てくるので、混乱を避けるためにもあまり言わない様にしています(ケチなのではなく、先入観を作らないために)。


実際には、動物病院で原因菌の有無などを調べてもらってください。

そしてくどい様ですが、この黄色ブドウ球菌は自然界においてはどこにでもいる菌なので、感染していても不思議ではないということを頭の片隅にでも置いておいてください。


では、なぜ、黄色ブドウ球菌がストラバイト結晶の原因となるのでしょうか?

尿素をアンモニアに変える菌

この黄色ブドウ球菌は、尿素をアンモニアに変える特性があります。

くみ取り式のトイレに入ると鼻がツーンとすることがあると思いますが、その原因はアンモニアです。

そして、黄色ブドウ球菌は自然界でどこにでもいますので、くみ取り式のトイレの中でオシッコと一緒に排泄された尿素をアンモニアに変えます。

その結果、鼻がツーンとするんですね。


ストラバイト結晶の構成成分に「アンモニア」がありますから、この菌が尿路に感染していると、ストラバイト結晶ができることがあります。

この場合、「尿素をアンモニアに変える菌がいる」ことが根本原因なので、食事が原因なのではありませんから、療法食で治るわけではないのです。

ストラバイト結石症は「体質」?

くどいようですが、全てのケースで感染症が直接的な原因となっているわけではありません。

しかし、どこにでもいる菌であるが故に、生活環境の中で再感染を繰り返し、症状がずっと続くことがあります。

本当は「再感染を繰り返しているから『結石症とよばれる状態』になる」のです。そして、傍で見ていると「同じ状態が続く」ので、かかりつけの獣医さんによっては「体質ですね」と言われることもあります。


でも、結石症体質と言われた子も、原因療法的に原因を探って(原因は個々で違う)みると、体質だったはずの子が、野菜を食べて尿pHを上げたとしても、ストラバイト結晶が出てこないという、一般的には不思議な状態にすることもできます。


ということは、細菌感染なんだから、抗生物質で治療が出来るのでしょうか?

菌にやられているわけではない!正常に闘っている!

もちろん、細菌感染が原因で尿路結石症(ストラバイト)になっているわけですから、「適切な」抗生物質を使うことで問題が解決することがあります。


この場合、尿路が「菌にやられている」のではなく、免疫力等は正常だけれど、侵入量が多く、白血球の処理能力を超えたことが原因ですので、適切と思われる抗生物質を投与することで一旦解決するのです。


しかし、生物に絶対はありませんから、抗生剤を使ったら二度と発症しないかといわれたら、「どこにでもいる菌」であるが故に、また再発することがあります。

そんなときは、「なぜその菌が尿路で増えやすくなってしまったのか?」を考え、対処する必要があるかもしれません。

ぜひ、かかりつけの先生と一緒に、改善に向かってがんばってください。


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