
ペットアカデミー事務局には、受講生から毎月、沢山のご質問をいただきます。
ペットアカデミーは教材を視聴して終わりではなく、視聴した上で生じた疑問を質問して回答を得られるという特典がございます。
その雰囲気を味わっていただくために、今回は須崎動物病院に届いたご質問をシェアさせていただきます。
質問は思考の方向性を決める、強力な力を持っています。
ですから、質問を適切にしないと、重要でないことで悩んだりします。
これは上から目線でさげすんでいるのではなく、「その方向性で質問をしても、今抱えている課題は解決しませんよ」という意味です。
おそらく質問をされた方は、何らかの結果を得たくていらっしゃるはずです。
しかし、どう質問したらいいのかわからず、とりあえず頭に浮かんだことを表現するものです。
その質問が「望む結果に繋がるヒント」を得られるならいいのですが、同じことで悩んだり、同じ疑問を抱いていらっしゃる場合は、「ひょっとして、質問の仕方を変える必要があるのかな?」と、ご自身で軌道修正されると、突破口が開けることがあります。
今回のご質問も、その典型なので、一緒に学びましょう!
おそらくこのご質問を送ってくださった方は、このご質問を送る前に、あれこれ試していらっしゃるはずです。
そして、
「いつも好きなものをどれ一つ食べないなんて…」
と、お困りなんだと思います。
ですから、思いついた言葉で「食欲がないのですが、何だったら食べてくれますか?」とは質問されましたが、その背景には「この方向でいいのかな?」とも思われているかもしれません。
では、この場合、どう考えたら良いのでしょうか?
私が父から家庭教育の一環として教わったことの一つに、「行き詰まったら反対側から見てみよう!」というものがあります。
父曰く、「問題解決は手持ちのカードがどれだけ多いかが勝負だ!行き詰まるということは、手持ちのカードを使い切った状態だから、その視点から解決するのは難しい。だから、視点を変えて見ることが次にすべき事だ。一番いいのは、反対側から見ることだ!」というわけです。
そこで、
●食べてくれないのを食べさせるには?
↓
●食べてくれないのは、食べてはいけない事情があるのでは?
と、食べさせるのではなく、食べない理由を探す→理由を解決する→自然と食べる様になる→つまり、今は例えば「私たちが風邪をひいたときに食欲がなくなるのと同じで、食べないことで消化吸収に廻すエネルギーを自然治癒力を総動員して、体内の問題解決に全力を注ごうとしている」と考えてみるのです。
そうすると、
「今食べないのを、食材を変えたら食べるという方向性で解決するのではなく、気持ち悪いなどの食べたくない理由を探って、つまりどこかにある体調不良を解決したら、今まで食べていたものを食べてくれるかもしれない…」
と、考える幅が増えて、結果的に本質的な解決に繋がるかもしれません。
(もちろん、その場合は飼い主さんだけで解決するのは難しく、獣医師のサポートが必要になってくるとは思いますが)
でも、こういう「発想の転換」って、問題解決には必要なのですが、なかなか自分でするのは難しいですよね。
想像してみていただきたいのですが、月は満ち欠けはすれど、いつも同じ側が見えています。
でも、裏もあるのです。
しかし、裏があるんだよと教えてもらわないと、その存在にすら気付かないものです。
この様に、私もそうですが、自分の知らないことは、なかなか問題解決に活用するのは難しいものです。
ですから、偶然月の裏側に気付くまで待つのもいいのですが、効率を考えたら、月の裏側を知っている人にその存在に気付かせてもらい、裏の話を聞くのが一番です。
私も、いろいろなジャンルのプロに相談できる環境を整えておりますので、悩んだら「不十分かつ不確かな自分の知識・経験の範囲内で問題解決をしよう!」などとは一切考えず、即!プロに相談します。
その方が、自分では思いもつかなかった様な効果的な解決法を提示してもらえて、結果的に早く簡単に問題解決できることを今まで経験しているからです。
ペットアカデミーは、
●毎月大量の一次情報(学術論文)で学び
●手作り食の本を19冊上梓し
●対症療法ではなく原因療法に取り組み
●「もうできることはありません」と言われたペットの診療
●余命宣告されたペットの診療
●スカパーのレギュラーを4年担当し
●大学受験問題(英語)にも紹介された
須崎が
●本格的な話を
●わかりやすく
●楽しく
学んでいただける様に、教材を作成しております。
私に法律の相談をされてもお力にはなれませんが、ペットの食事や、通常解決が難しいとされている体調不良には、完璧ではないかもしれませんが、十分な経験があると考えております。
飼い主さんは必ずしもペットのことを充分に知り尽くしている方ばかりではありません。
そんなことは当たり前です。私だって、法律のこととか、美容・ファッションのことなんて知りませんから(笑)。
みんなに優先順位があり、だれもが獣医師の様にペットのことを知っているわけでは無いのです。
しかし、解決すべき課題はいろいろやってきますから、「こう思うけれど、本当にこれでいいのだろうか?」と、疑問に思うことがありますよね。
そういったことは、ぜひ、プロにお任せ下さい。
きっと、今回ご質問いただいた方は、ずいぶんお悩みだと思うのですが、私たちなら数秒で、飼い主さんの今までとは違う視点から、問題解決に向けた方向性を提示できる自信があります。
スタンダードコースでは毎月送られてくるテーマを今までの延長線上の視点からと、今までとは違う視点から学ぶことが出来、バランスのよい知識が身に付きます。
そうすることで、あなたの悩みが激減するでしょう。
ぜひ、悩む時間を減らして楽しい時間を増やすためにも、スタンダードコースをご活用下さい。
特に、ペット関連のお仕事をされている方々は、日々いろいろなご質問をされると思います。
そんな方向けに、チャレンジコースでは「飼い主さんからいただいた実際のご質問に須崎はどう答えるのか?」を学べる様になっております。
ペットアカデミーでは、王道の視点からの説明と、それがうまく機能しなかったときの別の視点からの説明を学べるので、ペットアカデミーの知識を活用すれば、きっとお客様からの信頼が増すでしょう。
実際に、
●適切にアドバイスが出来る様になった
●自分が行き詰まりそうになったとき、視点を変えられる様になった。このことが、仕事だけでなく、自分の人生においても悩みが減る様になった
などのご感想をいただいております。
ぜひ、「何を聞いても応えてくれる」という信頼を得るために、ペットアカデミーのチャレンジコースで学び、今までのご経験や知識をより活用できる様になってみてください。
あなた様の悩みを減らし、信頼を増すために、ペットアカデミーがお役に立てれば幸いです。