
須崎動物病院には、毎日余命宣告されたようなレベルのペットが連れて来られます。
大抵は、
●自分でネットで調べてみた
●やってみた
●変わらなかった
●もっと調べてみた
●やってみた
●やっぱり変わらなかった
●これを繰り返した
●食欲無くなってきた
●痩せてきた
●水も飲まなくなってきた
●倒れた
●近くの動物病院に行った
●余命宣告された
●大学病院に行った
●そこでも余命宣告された
●どこか無いかと探した
●須崎動物病院があった
●三ヶ月待ちだ
●その間、色々サプリを探して試してみる
●変わらない
●三ヶ月が経って診療の日になった
●息も絶え絶え…
●説明を聞いて飼い主さんは後悔して泣き崩れる…
こんなことが毎日繰り返されています。
こういう努力が空回りする飼い主さんを減らすにはどうしたらいいかと日々考えています。
とにかく、飼い主さんが「問題解決が出来ていない状態」で悩んでいたり、不安・心配の状態でいることは、絶対に良くないのです。
問題解決できていないで悩んでいる状態は、緊張を産み、ストレスになります。
そして、そのストレスは、周囲にも影響するので、飼い主さんのストレスを軽減する、すなわち、問題解決をすることは、とても大事です。
少なくとも「フードジプシー歴2年です」などという状態は、決して好ましい状態ではありません。
意識の原理原則に、
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認めたものが目に止まり、見つめたものが拡大する
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というものがあります。
飼い主さんが何に焦点を合わせて、行動するかがとても大事です。
そして、飼い主さんが何に焦点を合わせられるかは、知っているかどうかにかかっています。
知らなければ意識を向けられないから気付かない…。
知らない人が気付くほどに状態が悪化したら、自力で元に戻せないかもしれない…。
結局、出来るかどうかは知っているか知らないかがとても重要だということです。
知識は力なり
といわれる所以です。
しかし、ただ知っているだけでは十分ではありません。
正確に知る必要があります。
そして、正確に知るためには、幅広く知識を習得する必要があります。
それが苦手な人が情報発信をし始めると、間違いが勢いよく拡散していくことになりがちです。
例えば、栄養素の吸収には消化酵素が大切なことは、医師、獣医師は誰でも知っていますが、消化酵素を口から摂取しても、普通は効果はありません。
「手作り酵素やスムージーが健康にいい」などと言って安易に勧めると、違う問題を引き起こすことだってあります。
害が無いならいいですが、それがきっかけで更に具合悪くなったら、切ないですよね。
ところが、こんな情報が一般的に「正しいこと」として拡がっています。
なぜか?
全体を把握するだけの学びをしていない人、知的スタミナのない方が情報発信者になっていることが問題なのだと思います。
大学院に進学した人間は、様々な情報を集めて統合するトレーニングを受けているので、片方の言い分だけで学びを完成させるようなことはありません。
しかし、そのトレーニングを受けていなければ、自力でやるしかありません。
酵素は必要だという話から、酵素は不要だという話まで学び、実際身体の中ではどうなっているのかを学び、身体の外に出したらどうなるのかも学び、結局食事の中に酵素があることは必要なのかどうなのか?について結論を出す必要があります。
これを、予備知識の無いところから独学でやるのはなかなか難しいものです。
ですから、知的スタミナが必要なのですが、これは、肉体的スタミナと一緒で、一気に付くことはないので、徐々に学ぶ時間を増やしていくしかありません。
しかし、途中で諦めなければ、必ず付いてきます。
いろいろなことを学ぶ上で、知的スタミナはとても重要です。
また、人には、情報処理の仕方に成長段階があり、それを知らないと、大抵最初の第一段階で終わってしまいます。
情報処理の成長段階1:自分の知っていることに合うことのみ受け入れ、合わないことは受け入れない。人の話を批判ばかりしている人はこの段階
情報処理の成長段階2:事実に基づく聴き方が出来、事実なら自分の認識を改め、オプションを追加できる柔軟性がある
この後に、情報処理の第三段階、第四段階がありますが、これは、シルバメソッドでお伝えしておりますので、もしご興味があればぜひ、学びにいらしてください。
いずれにしても、酵素が正しい、間違っているという二元論でしか判断できないと、いつまでも成長できないということです。
また、情報に触れるときに、思考しやすい入り口として、
●視覚的に情報に接する
●聴覚的に情報に接する
●実際にやってみながら情報に接する
という三パターンがあります。
聴覚的に情報に接することで指向しやすい方は、聴くだけで英語をマスターできるのかもしれませんが、視覚的な人は、問題集を解く方が身に付きます。
ちなみに私は視覚的な人なので、リスニング教材よりも、英作文問題集などの文字教材の方がしっくり来ます。
人によってこんなに違うわけです。
視覚的な人は、文字情報で学ぶ方がしっくりくるのですが、視覚的で無い人が本やインターネットで学ぶと、しっくりこないし、誤解することもあります。
そんな情報がブログ記事になっていたらどうでしょう…?
あなたが一生懸命読んだ記事が、不正確だったり、間違っていたりしていたら…。
●情報提供時の間違い
●読み間違い
のダブルの効果で、例えば、本当は「すぐに動物病院に連れて行って対処すべき状態」なのに、「ハーブで様子を見ましょう」なんていう情報を鵜呑みにしてしまって、
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治るはずだった時期をやり過ごし、戻れなくなってから気がつき、後悔する
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飼い主にならない様に、普段から自分に合ったインプット形式で、いざという時に力になる知識を付けておきたいですね。
セミナーは、三パターン全てを使うので、学びの効果が段違いです。
DVDは、視覚情報と聴覚情報を主に使うので。セミナーの次に学びの効果が高いです。
本やネットの情報は視覚情報のみなので、一番学びの効果が低いです。
そんな理由から、「遠い・近い」を判断基準にするのではなく、「時間を買う」つもりで私はセミナーを受講しに行きます。
もちろん、私の場合は2年先までスケジュールが大体決まっているので、参加が無理なことも多く、その場合は、動画教材を購入し、最後に本を読むことにしています。
費用がかかるから本で学びを完了させるということはありません。
なぜなら、そんな不完全な学びで飼い主さんに適切な情報提供は出来ないからです。
しかし、毎日を知的スタミナを発揮しながら生活するのは大変なことを、私は良く知っています。
まして、飼い主さんは学者ではありませんから、大変なのです。
ですから、私が幅広く学んだことを、分かりやすくDVD形式で学んでいただけるペットアカデミーは、飼い主さんの悩みや不安・心配を減らす有益なツールとなるのです。
ここで考えてみてください。
あなたは、これからも今まで通り未来永劫悩み続け、不安や心配に狩られた生活を送りたいですか?
それとも、自分で判断出来る知識と心構えが出来て、自信に満ちた生活を送りたいですか?
どちらでも結構なのですが、もし、後者が希望なら、ぜひ、ペットアカデミーをご活用下さい。
あなたさまにとって、知識だけでは無く、想像以上の学びが体験できるはずです。